今日の夕方、村の北の西外れ、種間トンネルに向かう道路脇に、
タヌキがさまよっていた。
タヌキと書いてしまったが、これタヌキですよね。

吾が村で出没をよく耳にするのが、ハクビシン。
でも、これは鼻筋に白い線がないから、ハクビシンではない。
アナグマでも、アライグマでもなさそうだから、
消去法で多分、これはタヌキに間違いない。
停車して、見入ってしまう車が続出。
私もその内の一人で、家までカメラを取りに帰って、
こうして写した次第。
実に愛らしい。それに全く人を恐れない。
靴の先まで来る。
タヌキは非常に臆病だと聞いているが、不思議だ。
体長約40cm、体高20cmほど、子供だろうか。
右目が少し不自由なようだ。
やせている。餌を必死に探している。
見つけたカタツムリをガツガツ食べた。

親は居ないのだろうか。親と何らかの理由で、はぐれたのだろうか。
見入っていた女性が行き際に、「頑張って生きよ!」と言った。
見かけたみんなが、そういう思いに駆られたに違いない。
限りなく難しいと思いつつ、私も「生きろ!」と願った。
道路脇だから、車にひかれることを心配した。
事実、高速道路で事故死する動物の約四割は、タヌキだそうだ。
自動車のヘッドライトで、すくんでしまう習性があるらしい。
タヌキの習性で、泣かせるのがある。
タヌキは単独もしくはペアで生活し、
このペアは相手が死ぬまで解消されない。
泣かせると思いません!?
それから、50haほどの行動範囲を持ちながら、
縄張りがないという。
共存共栄、平和だ。



