今日は私の誕生日だ。六十一歳になった。
長男の嫁さんから、「今日は誕生日だね」と言われて、初めて気がついた。
それで、思わず心の中がポッと幸せ色。あ~、ほんと、幸せ。
ちなみに、5月13日は、私たち夫婦の結婚記念日だった。
こちらは、吾が家内に「今日は5月13日だね」と言われて、初めて気がついた。
この場合、心の中は「ぞっ」の迂闊(うかつ)色。右のこめかみにあぶら汗たらり。
1979年だから、今年でもう三十一年にもなる。
そうすると、去年は記念すべき三十周年記念日。
何かしたかな、思い当たらない。さすがに「ぞっぞっ」。
四十周年記念は盛大にしよう。と心に誓う。
昨日の夕方から引き続いて、今日は朝からずっと雨だった。
昨日、今日と孫の飛陽の子守をした。
今日は雨だったので、DVD三昧。三本も見てしまった。
飛陽はDVDが大好きだ。
夕食の時、二階にいる私の部屋を、飛陽がノックする。
「じいちゃん、ご飯だよ。お誕生日おめでとう。」
これには、じ~ん、思わず目頭があつくなる。
食卓に並ぶと、更に飛陽が誕生日の歌。
「たんたん誕生日、おじいちゃんの誕生日」と歌う。これぞ天使の歌声。
う~ん、じんじんじ~ん。心の中の涙の池がドンブラコ。
まるで幸せを絵に描いたような、誕生日の一日でした。はい。
幸せと言えば、今、吾が村には白鷺が一杯。
その白鷺たちの、ある日の一コマ。

こんなに沢山の白鷺が、一列に並んでいる姿は珍しい。その数およそ四十羽近く。
この日、えらく気に入ったのか、白鷺たちは朝早くからお昼過ぎまで、此処の田んぼにいた。
頭が茶色なのは、子供かな。
白鷺は何故か用心深い。50mぐらい離れていても駄目だ。
デジカメの望遠機能を最大限使って、撮影しておこう。

こんな幸せそうな風景がある一方で、この十日ばかり前から、茶色の捨て犬が一匹いる。
可哀想に、軽トラで通りかかると寄って来る。たまらん。



