吾が集落から間(はざま)に行く途中に、おもしろい畑が出現した。
ペットボトルで作った風車が林立りんりつ。まるで透明のトンボのよう。さわやかな夏の風物詩と言った風情だ。

吾が村には風流な人も居るなあと思っていたら、これが「おごろもち」対策とのこと。写真を撮っていたら、製作者と偶然遭遇して訳が聞けた。
「おごろもち」とはモグラのこと。もうこんな言葉、長いこと聞いたことがなかった。そう言えば、子供の頃は「おごろ、おごろ」とよく言っていた。
何故この風車が「おごろもち」対策になるか。それは、風車が回る振動が竹を伝って地面に到り、モグラを追い出すのだと言う。モグラはミミズを餌にすると言う。これも初めて知った。確かに此処の畑は肥えているようだ。モグラの通った盛り上がりがあちこちに見える。
風車をアップで写しておこう。

モグラは漢字も別称もおもしろい。
漢字は土竜。これは当て字としては超素晴らしい。只何で竜を使うか、その理由が皆目理解不能。竜のイメージとしては、とてつもなくでかいのだから。
別称:田鼠(でんそ)、むぐら、うぐら、もぐらもち、うごろもち。これは広辞苑で調べたもの。「おごろ」とか「おごろもち」というのは、土佐特有なのだろうか。
モグラの姿もないのに、カテゴリーを動物にした。今日の真の主役は、実はモグラということで。モグラの写真を撮ると言う手もあるが、その時は多分死んでるものね。作物に害を与えるが、憎めないかわいらしい格好をしているし、かわいそう。モグラは幾度か見たことはあるが、決まって死んでいた。
それにしても何で、寄りによって地中生活を選択したのだろう。ミミズがはた迷惑、いやそんな問題じゃない、死活問題だ。
ちょっと待て!モグラって地震には敏感ではないだろうか。これは調べてみる価値があるぞ。



