集落「間」の南端の風景だ。このカーブを曲がると集落「浜」に到る。

このカーブは緩やかな下りになっている。私が小学生の頃は、このカーブの先は一段低い田んぼだった。現在はご覧のようにかさ上げされて、道よりも高くなっている。
私が小学何年生の時だったか、八幡様の夏祭りに使う絵馬をリヤカーに積み、みんなで浜に清めに行った。まっ、それが毎年の恒例の行事であり、楽しみの一つでもあった。
その時は、私がリヤカーを引っ張って、みんなが後を押した。ところが勢いが付きすぎた。このカーブを曲がり切れず、下の田んぼにリヤカーごと落っこちた。
「しまった!」と思ったことは覚えている。しかし、何故か私はかすり傷一つ負ってなかった。上を見ると、みんなが息を潜めてこちらをのぞきこんでいた。或る夏の日の思い出だ。
このカーブの左側に、古い小屋が見える。私が小学の頃にあったかは記憶にない。

道に面した部分が4m余りある。奥行きは10mほどだ。そこそこ大きい。もうこの小屋は、だいぶん前から使われていない。
トタン屋根も全部が錆びて茶色になっている。こういうのも珍しい。側面のトタンも錆が走り放題だ。現役時代は大きさから言って、随分重宝したに違いない。
集落「間」の南端にぽつんとある小屋だから、命名した。「端っ小屋」。
4月19日ブログ「ひっそり小屋」から南に30m余り離れた所にある。



